2012年1月3日火曜日

2012/1/2 3

ナシーム・ニコラス・タレブの『ブラック・スワン』を読み返しながら、去年あったことについて思い返していた。
本質的に未来は見えないものだ。ただし、その見えない領域を広げていかないと、未来はない。不透明な領域に踏み込んでいくときに重要なのは、そうした領域に踏み込んでいくことに対する関係者間での合意形成とその過程であって、求める結果の裏付けを提出することではない。事実上、合意形成以外のことはできない。
合意形成は意思決定ではない。ここでいう意思決定とは承認のことである。そして形成された合意に基づいて各人が動くことにある。この点が狂うと上手くいくものもいかなくなる。

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