2011年12月11日日曜日

2011/12/10

とある社会人大学院のオープンコースに参加してきた。大学院の説明に加えて、マーケティングをテーマにした講義とちょっとしたワークショップ。
ワークショップは軽いジャブ程度のものだったが、面白かったのは、自社でも経営層らしき人がその場のリーダーをメンバーの一人にお願いしたことから、各人の振る舞いまで含めてほぼ自動的に役割が決まってしまったこと。誰しもそれぞれ与えられた役割を演じていることは言うまでもないが、会社員は特にそれを敏感に察知するものだし、そうでなくてはやっていけない部分もある。刑務官と囚人で別れる実験のように、役割が人間心理に及ぼす影響だろうと思う。
そのうえで、号令をかける人、役割を発生させる人の存在が重要なのだろうと思う。「あの人、人にやれやれって言うばっかりで自分では何もしないよね」という陰口はよく聞くのけれど、船頭多くして船山に登ってしまうか、烏合の衆になるか、単なる丸投げ野郎ではなく本当の意味で号令をかける人がいるかどうかで変わってくるのだろうと思う。

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