2012年3月20日火曜日

読書進行中

色々と一段落したので、勉強のためにいわゆる実務書の類に手を出している。これまでちゃんと学んでこなかった、財務・会計、マーケティング、ITなどの分野が中心。自分の本棚は非-実務的な内容の本ばかりに偏っているので、バランスは良くなっている気はする。ちなみに自己啓発書の類は本というカテゴリに属していない。

だいたい1月で20冊ぐらいのペース。分野を絞って共通項と固有の部分を切り分けながら読んでいるのと、実務書は読んで理解されるために作ってあるので、通常よりも早く進む。

色々読んでいると、当然ながら優劣というものは出てくる。良い作者は具体的な事例を引きつつも抽象度を高めようとしているし、そうでない場合には具体論ばかりでポイントが分からない。学術的な内容で抽象度が高い場合には、自分の経験と照らし合わせることができないと腑に落ちないことが多い。IT投資の経済性評価に関する本など、一通りプロジェクトが終わってようやく「読める」ようになった。

この辺りのさじ加減は色々と難しそうだが、ここで訳されているルーマンの『新しい上司』などは理想的なバランスだと思う。というか、ルーマンがこんなことをやっていたのかと素直に驚いた。

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