2012年1月31日火曜日

Lana Del Rey

Lana Del Reyのデビューアルバム、Born to Dieを買った。彼女のことを知ったのは、恐らく多くの人と同じようにyoutubeでVideo GamesのPVを観たのがきっかけだった。


本人の服装、登場する小道具、曲調や画質の粗さも相まってデヴィッド・リンチの映画に登場する、敗北した女優たちを筆頭としたヴィンテージ的なハリウッドのイメージが思い起こされる。同じことを思った人は他にもいたようで、インタビューでリンチからの影響について聞かれていた。

セルフ・プロデュースっぽい雰囲気や、作りこまれた末に醸し出されるフェイク感など、今のアメリカのポップカルチャーのど真ん中を撃ちぬいているので、かなり売れるんじゃないかと思う。どこか整形でもしていれば完璧。ただ、こうしたものが受けてしまうようでは、どこか文化的などん詰まりのようなものが頭をよぎる。

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